ナイティンバーとは?
今、世界が注目するイングリッシュスパークリングワインの至宝「ナイティンバー」。
イングリッシュスパークリングワインの名醸地であるイギリス南部の西サセックス州にワイナリーを構えており、イギリス産スパークリングを初めて製造したワイナリーとして知られています。
ナイティンバーが現在の地で醸造用ブドウの栽培を開始したのは1988年ですが、ナインティンバー・エステートの歴史は1086年に遡ります。
比較的新しいイメージのイングリッシュスパークリングワインですが、他産地に負けない伝統的な歴史を持ち合わせているのがナイティンバーなのです。
シャンパーニュに劣らない魅力溢れるテロワール
ナイティンバーの魅力は、そのテロワール。
近年の温暖化の影響を受けていることで、ピノ・ノワールやシャルドネ、ムニエなどスパークリングワインの重要品種にとってよい気候条件となっていることで知られています。
さらに、シャンパン地方につながっている石灰質土壌や南向きの斜面といった土壌組成や畑の環境も最高の条件。
その中でもブドウがより高いレベルで育つ畑を選定するなど、シャンパーニュに勝るハイクオリティなブドウ栽培を整えているのです。
妥協なき、“パイオニア”としてのこだわり
ナイティンバーは、イングリッシュスパークリングワインの初めて生み出したパイオニア。しかし、先駆者というだけでなく最先端を走り続けているところも魅力といえるでしょう。
ナイティンバーには、パイオニアとしてのこだわりがあります。
・使用品種はシャンパーニュ同様、シャルドネ・ピノ・ノワール・ムニエの3品種のみ。当然、瓶内二次発酵のみのスパークリングワイン製造。
・100%自社畑で収穫されたブドウを使用すること。
・イギリスで初めてドゥミセックを造ること。
・イギリス初のプレステージキュヴェのワインを造ること。
ブドウ栽培から醸造、熟成、瓶詰めまで一切妥協のないスパークリングワイン造りを続けるナイティンバー。
高い品質を求め続ける愚直な姿勢があってこそ、世界中で注目されるイングリッシュスパークリングワインを生み出せているのではないでしょうか。
クラシック・キュヴェ・マルチヴィンテージ
長期熟成期間(通常3年以上)。3品種が絶妙なバランスでブレンドされたナイティンバーを代表する1本。複雑なアロマに蜂蜜、アーモンド、パイ生地や焼きリンゴの風味や繊細な酸、長い余韻が特徴です。
ブラン・ド・ブラン
こだわり抜かれたシャルドネから造られるブラン・ド・ブラン。繊細なフローラルや柑橘系にヴァニラの風味、繊細な酸が口内を幸福へと導きます。ハンプシャー州の畑で収穫されるシャルドネのピュアな個性をもっともよく表現した1本でしょう。
ロゼ・マルチヴィンテージ
美しいピンク色が目を引くロゼスパークリングワイン。レッドカラント、ラズベリー、サクランボのようなフレーバーに、ブリオッシュの香ばしい香りが魅力です。3品種をバランスよくブレンドした複雑性のある上質なロゼスパークリングに仕上げられています。
キュヴェ・シェリー・マルチヴィンテージ
イングリッシュスパークリングワインでは類を見ない、ドゥミセックスタイルの1本。洗練されたレモンや蜂蜜、みかんの香りに、香ばしい酸味とクリーンでピュアな骨格が特徴です。幅広いジャンルのお料理に合わせやすいフードフレンドリーな1本となっています。
1086 プレスティージキュヴェ
ナイティンバーの名称が正式なエステート(地所)として英国の土地台帳に刻まれた年である「1086」の名を冠したスパークリングワイン。蜂蜜、パイ生地、ローストしたナッツ、ピュアな酸味、複雑な風味などプレステージキュヴェに相応しい存在感を放つ1本です。ナイティンバーの個性を最大限に表現したといっても過言ではない、リッチな仕上がりをお試しください。
1086 プレスティージ・ロゼ
ロゼスパークリングの理想を追求した1本。ピノ・ノワール主体にシャルドネがブレンドされており、花、カシスや赤い果実のアロマの香り、いきいきした酸、骨格のあるエレガントながら力強さも感じさせる味わいに仕上げられています。長い余韻もポイント。特別な日に楽しみたい極上のロゼスパークリングです。